スペイン紀行・・・9  マドリード


マドリードはスペインの首都で人口はおよそ400万人、政治、経済の中心地で、町は活気にあふれている。
また、歴史を感じさせる荘厳な建築物も多く、よき伝統にまもられ、時がゆったりと過ぎてゆくような、不思議な雰囲気の町である。
一方、この町は治安が悪く、漫然と歩いていると、引ったくりの被害にも会いやすく、常に警戒心をもつ必要があり、緊張を強いられる。

マドリードの最初は、プラド美術館です。
この美術館は18世紀にイタリアの建築様式を取り入れて建築された、格調高いもので、これ自体が芸術品である。
この美術館は、ゴヤ、ベラスケス、エル・グレコ、など、スペイン、イタリアなどヨーロッパの画家の作品が約5000点展示されている。
教科書などでもおなじみの「裸体のマヤ」「カルロス4世の一家」などの名画が、所狭しと並べられている。
ここでの見学時間は2時間であったが、アッという間に過ぎてしまい、十分見れなかったのは、非常に心残りである。

このあと、スペイン広場、王宮などを観光、そして400年前の町の姿がそのまま残っているトレドの町へと向かった。

                     
写真はマドリードのマイヨール広場
トレドへ